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唯「あずにゃんにゃんころっとかかろっと」

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:34:49.17 ID:AuXrAThH0

唯「この呪文を唱えるとあずにゃんがカカロットになっちゃうんだって~」

梓「ちょっと止めて下さいよ唯先輩」

唯「でももう唱えちゃったし」

梓「あ、ちょっと何だか私ムキムキに」

紬「ここで視聴率が落ちる匂いを感じたのだけれど」ガラッ

唯「あ、ムギちゃん~かくかくじかじか」

紬「まるまるうまうま。斉藤っ!」

斉藤「目標の軌道修正を図ります」

梓「あ、私の体がオレンジ色に」

唯「あずにゃんがにんじんになっちゃった!」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:35:39.14 ID:AuXrAThH0

唯「ギターに名前をつけようと思うんだ」

律「そうか」

唯「というわけで律っちゃんも名前考えてよ」

律「そうだな、マイケル・サンデルとか良くないか?」

唯「分かった、ギー太にするね」

律「そうか」

唯「お礼に律っちゃんのドラムにも名前をつけてあげる」

律「いや、そのドラムには既に名前が付いてるんだ」

唯「何て名前?」

律「ぽんぽこ」

唯「シンバルって何だかオデコを彷彿とさせるよね」

律「そうだな」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:36:36.45 ID:AuXrAThH0

澪「お前のオデコって、ホームベースみたいだよな」

律「前髪を下ろしてみた」

澪「そしてこれが私のホームにあったベースさ」

律「澪がくだらない洒落を言った!」

澪「ホームベース同士結婚しちゃいなよ」

紬「ここから百合の香りがしたのだけど」ガラッ

澪「エリザベスは女の子だからな」

律「エリザベス////」

エリザベス「律////」

紬「守備範囲内です」

澪「お前凄いな」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:38:17.99 ID:AuXrAThH0

澪「そこまで言うなら箪笥の角に薬指をぶつけてみろよ」

唯「こつん、こつん。駄目だよ澪ちゃん! 親指しかぶつからないの!」

澪「もし箪笥の角に薬指、というバンド名にしたら、一生不可能バンドとか呼ばれ続けるということだ」

唯「澪ちゃん、私間違ってたよ!」ダキッ

澪「分かればいいんだよ、唯」

紬「大丈夫よ澪ちゃん、斉藤がいるもの」

斉藤「ちょいや、てぇっ」

澪「凄い、器用に箪笥の角に薬指をぶつけている!」

斉藤「皆さんも特訓です! といやっ!」

唯「といやっ!」
澪「といやっ!」
紬「といやっ!」
梓「といやっ!」

律「何してんだこいつら」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:40:13.33 ID:AuXrAThH0

澪「良い汗かいたところでバンド名を決めるか」

唯「どうせなら鉛筆を振って決めようよ!」

紬「私、鉛筆を振って選択肢を決めるのが夢だったの~」

律「ころころころ……平沢唯と愉快な仲間達に決定しました」

澪「振りなおせ」

律「でも、この六角君七号の正答率にはきらりと光る物が」

澪「振りなおせ」

鉛筆「ころころころ」

コロ「きゃいん!」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:43:04.36 ID:AuXrAThH0

澪「もう少しこのレフティモデルのギターが見ていたいの」

律「よーし皆どっかお茶しにいこうぜ」

唯「私和ちゃんに勉強教えて貰う約束があるんだ」

紬「私も和ちゃんとお茶する約束があるの~」

律「そう言えば私も和と遊園地行く約束してたんだっけ」

澪「あ、私も和とケーキバイキングに行くんだった」

和「仕方ないわね、久々にあれをつかうわ」シュシュ

唯「おおー久しぶりに見たよ和ちゃんの多重影分身の術」

和1「お一人様お一つまでとなっております」

澪「二回並ばなきゃ」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:45:13.25 ID:AuXrAThH0

澪「学園祭の練習をします」

唯「ぼえ~」

澪「これでは駄目だ」

紬「大丈夫よ、いざとなったら斉藤に全自動等身大唯ちゃんロボットを作らせるから」

澪「何それ欲しい」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:45:34.63 ID:AuXrAThH0

斉藤「ここに実物があります」

ロ唯「私は平沢唯です」

唯「私も平沢唯だよっ」

ロ唯「ではこの私は誰なのですか」プシュー

紬「自我が崩壊する」

和「話は聞かせて貰ったわ!」シュシュ

和1「私は和で」
和2「私も和」
和3「自分が複数人いることは、決しておかしいことではないの」
和4「だから元気を出して」

ロ唯「なるほど」ウィーン

紬「再起動したわ」

律「多重影分身万能だな」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:48:26.58 ID:AuXrAThH0

紬「ここに澪ちゃんのロボットもあるの」

ロ澪「私は秋山澪だ」

澪「なぜだろう、一年後の今頃私はロミオ役をしている、そんな気がした」

紬「実は律っちゃんの分も」

律「私の名前の前にロがついたら非合法なことになりそうだからやめよう」

紬「ロ律」

澪「ロリ津」

律「あー絶対三重県から苦情くるよこれ」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:51:22.60 ID:AuXrAThH0

唯「学園祭の前に、あずにゃんをにんじんから戻さないと」

律「数レス前に箪笥の角に薬指をぶつける練習してた気がするのに」

唯「あずにゃんや」

にんじん「早く戻して下さい」

唯「にんじんが喋った!」

澪「世にも珍しい喋るにんじんとして売り出せば」

律「大切な仲間にそんなことできるか」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:51:43.73 ID:AuXrAThH0

コロ「きゃいんきゃいん」

唯「あ、犬が入って来たよ」

紬「家の飼い犬だわ」

コロ「はぐはぐ」

にんじん「キャー」

唯「あ、にんじんを持ってっちゃった」

紬「これは命の危機ね」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:55:20.05 ID:AuXrAThH0

唯「というわけであずにゃん捜索隊出動です」

澪「特別に和にも協力してくれることになった」

唯「やったー、和ちゃんが居れば100人力だよ」

和「はっ」シュシュシュシュ

律「比喩じゃないのが恐ろしい」

和達「手分けして探しましょう」

紬「見つけた人には琴吹家から賞金がでます」

律「くそっ! 私にも分身ができればっ!」

澪「なぁに、量より質さ、律」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:58:49.33 ID:AuXrAThH0

和1「とはいったものの」

和2「これじゃあ砂漠で黄粉を探す様なものね」

和7「これだけ私達がいるのだから、頭脳を結集して何か装置をつくればいいのよ」

和13「頭良いわね」

和46「もう、それ自画自賛よ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 11:59:05.70 ID:AuXrAThH0

和28「そこの回路がおかしいのよ」

和57「ここをこうすればいいのね」

和1「ちょっとそこ、さぼらないの」

和90「でも、働き蟻の法則に則ればいかに真面目な私でも何割かは」

和1「いいから」

和34「できたわ、にんじん探知機よ!」

和3「早速使ってみましょう」

探知機「ピピピ」

和14「いたわ、あそこよ」

にんじん「クスンクスン」

斉藤「琴吹家の科学力を結集しても見つからなかったというのに」

紬「スカウトしたいものね」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:07:08.23 ID:AuXrAThH0

律「くそーやっぱり順当に和だったか」

紬「その裏に隠れた莫大な努力を忘れてはいけない」

和「そんなことより早く戻さないと」

澪「でも、どうやって戻せばいいんだ」

唯「呪文を唱えたらこうなったんだ」

澪「どんな呪文?」

唯「あずにゃんにゃんころっとかかろっと」

律「あ、にんじんが光りだした」

澪「にんじんのお腹が割れてる」

和「スーパーサイヤにんじんね」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:05:26.05 ID:AuXrAThH0

和「思ったのだけれど、呪文を逆に唱えたらいいんじゃないかしら」

唯「なるほど、和ちゃん頭いい!」

和「えへへ」

唯「それじゃあ早速、とっろかかとっろこんゃ……んゃの発音が分からないよ!」

和「下唇を使いなさい」

澪「発音の問題は大体下唇でなんとかなる」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:10:26.67 ID:AuXrAThH0

唯「よーし、とっろかかとっろこんゃにんゃにずあ!」

紬「あ、にんじんのお腹がもとに戻っていくわ」

和「これで普通のにんじんに戻ったわけね」

唯「じゃあもう一回、とっろかかとっろこんゃにんゃにずあ!」

律「にんじんが、光った!」

紬「まって、そのにんじんには斉藤の力も掛かっているの」

斉藤「今力の排除を行っておりますお嬢様」パァァ

梓「やっと元に戻れたにゃん!」

唯「あずにゃん?」

紬「後遺症みたい」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:14:22.91 ID:AuXrAThH0

梓「先輩、ちゃんと練習しなきゃ駄目じゃないかにゃんにゃん!」

律「どうにかならないのかこれ」

紬「琴吹家の力を集結しても駄目だったの」

和「私にはどうすることもできないわ」

コロ「きゃいんきゃいん(無理ぴょん)」

姫子「このままほっとくしかないんじゃない?」

憂「にゃんにゃん言う梓ちゃん可愛い!」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:18:36.27 ID:AuXrAThH0

律「もとはと言えば唯のせいなんだから唯がどうにかするべきだ」

唯「そんな~」

紬「私とコロと斉藤にも責任はあるわ」

澪「馬鹿! 軽音部員の責任は、皆の責任だろ? 何でも自分だけで抱え込むな」

唯「澪ちゃん……」

律「澪、私間違ってたよ」

澪「ああ、全員で解決しよう!」

梓「そうだにゃん! 皆で頑張るにゃん!」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:22:47.22 ID:AuXrAThH0

澪「ガムテープで口をふさいでみよう。これでにゃんにゃん言えないはずだ」

梓「もがごご」

唯「でもちょっと苦しそうだよ」

梓「苦しいにゃん!」

律「腹話術……だと」

唯「凄いあずにゃん! 次のライブで披露しようね」

紬「私腹話術用に猫の人形作るわ!」

マキ「それよりテープはがすよ」バリッ

律「ラブ・クライシスのドラムのマキちゃん!」

アヤ「ベースのアヤでーす!」ピース

梓「苦しかったにゃん!」

澪「どうしたものか」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:26:18.78 ID:AuXrAThH0

さわ子「私こと桜高教師山中さわ子は神様でした」

唯「さわちゃん先生!」

澪「いつの間に」

さわ子「お困りのようだから助けてあげるわ」

紬「梓ちゃんを元に戻してくれるんですか」

さわ子「いいえ、梓ちゃんを元に戻す方法を探ってあげるのよ」

律「中途半端な神様だな」

和「神も万能ではないのよ」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:31:23.03 ID:AuXrAThH0

さわ子「といやはぁ!」

律「あれは、求愛するセイウチのポーズ!」

和「あの伝説のポーズを使いこなすとは」

さわ子「出たわ。梓ちゃんを元に戻す方法はずばり、次のライブで梓ちゃんを感激させることよ!」

律「……へっ、どうやら軽音部の力を集結させる時が来たようだな!」

唯「私、もうお茶もお菓子も我慢する!」

澪「最高に痺れる演奏を梓に届けてやろう!」

紬「新歓ライブでしたことを、もう一度やるだけよ!」

梓「にゃんにゃん!」

律「よーし、ホップコーン・ハネムーン、ファイトー!」

全員「ファイトー!」

マキ「バンド名はあれに決まったんだ」

和「あれになるまで振り直させたらしいわよ」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:37:44.46 ID:AuXrAThH0

唯「どうしよう、風邪ひいちゃった」ゴホゴホ

律「このお馬鹿!」

さわ子「大丈夫よ、これがあるじゃない」

ロ唯「ついに私の出番ですね」

澪「駄目だ。ポップコーン・ハネムーンの力を集結させるには、こんな作り物のロボットではいけない」

紬「唯ちゃんの代わりはいません!」

律「一体どうすれば……」

憂「……ここは私にまかせて下さい! チェーンジ!」

唯「きゃああ!」

和「あれは、平沢家に伝わる奥義、ボディチェンジ!」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:39:40.29 ID:AuXrAThH0

憂「ゼェッゼェッ」

唯「あれ、風邪が治ってる……」

憂「お姉ちゃんの風邪は、私が引き受けました」ゴホッゴホ

澪「憂ちゃん……」

律「憂ちゃん、君の勇姿、この目に刻んだぞ!」

和「憂、ゆっくり休みなさい。私が家まで運ぶわ」シュシュ

憂「和ちゃん、ありがとう」

唯「ありがとう憂、私頑張るよ!」

憂「うん、お姉ちゃん」ガクッ


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:47:45.63 ID:AuXrAThH0

ライブ当日

律「憂ちゃんの様子は?」

和「まだ風邪で寝込んでるわ。相当タチの悪い風邪だったみたい」

紬「和ちゃんはタチなの!?」

唯「憂がああしてくれなかったら、私……」

澪「憂ちゃんのためにも、きちんと演奏して、梓を助けるんだ」

梓「にゃんにゃん!」

唯「うん、私頑張るよって、あ!」

澪「どうした唯!?」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 12:53:53.68 ID:AuXrAThH0

唯「どうしよう、ギー太を忘れてきちゃった!」

澪「何やってるんだよ! 今から取りに帰ったんじゃあ間に合わないぞ!」

さわ子「仕方ないわね。このギターを使いなさい」スッ

唯「……うん、仕方ないよね」

ぽんぽこ「待ちな、俺達はそんなぽっと出のギターとメロディを奏でる気はないぜ」

律「ぽんぽこ、お前何をっ」

エリザベス「あたしも同意見よ」

フェアリーズ「私も同じ考えです。長年練習を共にしたギー太と一緒でなければ、梓さんを感動させる演奏はできないと思います」

澪「エリザベス……」

紬「私も、フェアリーズの言う通りだと思う」

むったん「にゃんにゃん!」

律「……よし唯、走れ! 私達がなんとかしてやる!」

唯「うん! ありがとう。皆、お願い!」ダッ


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:01:28.75 ID:AuXrAThH0

梓「にゃんにゃん!」

律「よし、皆、恐らく唯はライブ開始には間に合わない。だけど、私達軽音部の始まりの曲『ふわふわ時間』までには帰ってくるはずだ」

紬「それまで何とか、持ち応えればいいのね」

和「そろそろ時間よ」

律「……よし、皆、気を引き締めていくぞ!」

澪「ああ……。ライブ終了後、キレイ……とか言いながらキャンプファイヤーを見つめてないことを祈ろう」



――これより、桜高軽音部、ポップコーン・ハネムーンのライブを行います

純「あれ!? 憂のお姉さんがいない!」

律「……1、2、3!!」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:08:47.57 ID:AuXrAThH0

ゆいたくっ!

唯「はぁはぁ、あった、ギー太!」

憂「お姉ちゃん!? どうしたの?」

唯「憂……ギー太を、家に忘れてきちゃったんだ」

憂「お姉ちゃん、家出るぎりぎりまで私の看病してたから……」

唯「ううん、憂のせいじゃないよ。私が、ドジだから。……私行くね。憂、しっかり休むんだよ」

憂「お姉ちゃん……、間に合うの?」

唯「間に合うよ。……間に合わせる!」ダッ


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:13:20.15 ID:AuXrAThH0

――

本はと言えば、今回の事件は、私が引き起こしたものだ。私が、平沢家に伝わる魔道書を勝手に読んで、あずにゃんに試しちゃった所為。

 だけど澪ちゃんが、軽音部皆の問題だって言ってくれた。皆、あずにゃんを元に戻すために必死になって練習してくれた。

 さわちゃん先生も、和ちゃんも……憂も、皆私達を助けてくれた。

 それなのに、こんなに皆頑張ってくれてるのに、発端になった私が、こんなドジをしちゃってどうするんだ!

 もっと速く動け、私の足! 絶対に、『ふわふわ時間』の演奏までに、会場に辿り着くんだ!

 私の、大切な、大切な――大切な場所を、守るんだ!


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:20:27.13 ID:AuXrAThH0

がっこう!


ダッ

純「あ、憂のお姉さん!」


唯「はぁ、はぁ」

澪「唯……」

唯「さわちゃん先生、ありがとう」

さわ子「……私にできるのは、ここまでよ。後は、あなた達軽音部で何とかしなさい」

唯「……皆、本当にごめんなさい。本はといえば私のせいなのに、皆頑張ってくれたのに、私がっ、こんなっ、こんな大事な時にっ」ジワッ

澪「……タイくらいちゃんと結べ」

律「すまないと思うなら、演奏で返せばいいさ!」

唯「……うん! 皆さん、改めまして、ポップコーン・ハネムーンです! 
  ――聴いてください、『ふわふわ時間』!」


 今助けてあげるからね、あずにゃん!


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:27:31.60 ID:AuXrAThH0

――

ジャカジャン!!

観客「わーわー!!」パチパチパチパチ

 終わった……。あずにゃん、私、精一杯演奏したよ。私の、私達の演奏は、あずにゃんの心に届いたかな?

唯「あずにゃん……」

梓「」
梓「……やっぱり、やっぱり軽音部は、最高です! 素晴らしい演奏でした!」

唯「あ、あずにゃん!」ジワッ

律「梓っ!」

澪「梓……」

紬「梓ちゃん、良かったぁ」グスッ

観客「わーわーわー」パチパチパチパチ

唯「皆、ありがとう!!」

律「よーし、それじゃあもう一曲、行っくぜー!」

唯「うん。けいおん、大好きー!!」

終わり



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:30:48.57 ID:0ONPbPRT0

乙にゃん

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:31:38.55 ID:6FgrlKzaO

乙!

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01 /01(土) 13:39:25.15 ID:qnRZCuUpP



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